2007年11月28日水曜日

新春放談「飛鳥美人なに想ふ」開催のお知らせ

 今年も残り一ヶ月となりました。このホームページをご覧のみなさま方におかれましては、今年一年、当センターの活動に対するご理解とご協力を賜りましたこと、心よりお礼申しあげます。
 そんなお礼の気持ちもこめて・・・。来年お正月早々、こんな企画を実施します。

 その名も題して!

 新春放談
 「飛鳥美人なに想ふ」

 です!!
 
 【平成20年1月12日(土)11時~17時開催・会場 アステールプラザ中ホール(広島市)】

  ◎申込不要・入場無料です※詳細は、このページを最後までご覧くださいね。↓



 この新春放談という企画は、財団法人東広島市教育文化振興事業団をはじめ、県内に存在する4つの埋蔵文化財法人が、毎年恒例で行っています。
 毎年、違ったテーマを設け、そのことに関する基調講演や事例報告、シンポジウムを実施しており、これまで、近世の宿場・街道をテーマとしてとりあげてまいりました。

 今回のテーマは、「ひろしまの装・飾・美をさぐる」と題し、独特の文様にこめた意味や古代に生きた人々の装いの文化などを通じ、当時の人々の美意識について考える予定となっています。

 基調講演講師には、学習院女子大学教授増田 美子氏をお招きし、「ニューファッションへの道―高松塚古墳壁画の服飾を中心として―」と題し、ご講演いただきます。考古学の視点だけでは解明できない、服飾史という研究分野の観点からみえてくる高松塚古墳壁画について、興味深いお話がお聞きできるものと思います。

 また、シンポジウムでは、今回のテーマ同様「ひろしまの装・飾・美をさぐる」と銘打ち、広島大学名誉教授河瀬 正利氏に司会をお願いし、シンポジウムをコーディネートして頂くこととなっています。

 県内各法人からの事例報告としましては、今回3本の報告を予定しています。
  
  事例報告1「弥生土器だって美しい―塩町式土器の文様から―」木谷麻衣子
  (財団法人東広島市教育文化振興事業団 文化財センター)
  
  事例報告2「金銅製髪飾りに見る古代人の美意識」高下洋一
  (財団法人広島市文化財団 文化財課)
  
  事例報告3「古墳びとの好んだ玉の色」古瀬裕子
  (財団法人広島県教育事業団事務局 埋蔵文化財調査室)

 詳しい日程はこちらです。
  開催日時 平成20年1月12日(土)11時~17時
        (開場は10時30分)

  会   場 アステールプラザ中ホール
        (広島市中区加古町4―17)

  申込不要入場無料です。


 お問合わせ先は・・・次の4つの埋蔵文化財法人の内、どちらでも結構です。
  
 財団法人広島県教育事業団事務局 埋蔵文化財調査室
 TEL082-295-5751

 財団法人広島文化財団 文化財課 
 TEL082-568-6511
 
 財団法人東広島市教育文化振興事業団 文化財センター
 TEL082-425-3880

 財団法人安芸高田市地域振興事業団
 TEL0826-42-1011

 "初春や 飛鳥美人に 想いはせ 明らかになるか 古代人の美"
 では、来年1月12日、アステールプラザ中ホールでお待ちしています。

2007年11月14日水曜日

溝口4号遺跡発掘調査見学会のご案内


 財団法人東広島市教育文化振興事業団では、東広島市高屋町溝口において、東広島呉道路建設事業に係る溝口4号遺跡の発掘調査を実施しています。
 調査では、弥生時代の環濠跡や中世の集落跡と集落内を通る道路跡などが見つかりました。
 ついては、次のとおり発掘調査見学会を開催しますので、ご案内します。

 

  1.開催日時:平成19年12月2日(
     13:30~14:30
(小雨開催・雨天中止)

  

  2.開催場所:広島県東広島市高屋町溝口

           溝口4号遺跡発掘調査現地

           【現地周辺地図


  3.主催
:財団法人東広島市教育文化振興事業団

         東広島市教育委員会

  
  4.お問合せ先
:溝口4号遺跡発掘調査現地
         (現地携帯電話 090-7541-7735
                 
               
           財団法人東広島市教育文化振興事業団 
文化財センター
           電話 082-425-3880  FAX 425-3882
           
(広島082局からは、市外局番が必要です。)
           ※当日のお問い合わせは、発掘調査現地携帯電話までお願い致します。


  5.交通機関:JR山陽本線西高屋駅から南東に約3km


  6.備
:当日は歩きやすい服装と靴でお越しください。

 

 12月という年の瀬の寒い時期ではありますが、日頃あまり見ることの出来ない遺跡の様子を見学する絶好の機会ですので、是非この機会に多数ご参加くださいますようお願い申しあげます。